
「AIは人を幸せにするか」
いま、人工知能(AI)は急速に社会のあらゆる分野に広がりつつあります。スマートフォンの音声アシスタント、翻訳アプリ、ネット上のおすすめ機能、自動運転や医療診断、さらにはChatGPTのような対話型AI――すでに私たちの生活は、AIと共にあるといっても過言ではありません。
しかし、その利便性の裏側で、社会のあり方を根底から揺るがす可能性も指摘されています。AIの発展は、本当に私たちの「幸せ」につながるのでしょうか?それとも、新たな格差や倫理的なジレンマを生み出すのでしょうか?この問いを探る上で、私たちは「幸せ」という普遍的でありながらも捉えどころのない概念と、AIがもたらす変革の可能性を深く考察する必要があります。
私たちの未来や生活にAIがどう関わってくるのかということでいえば、自らが標的を特定し攻撃をする自律型兵器システムや核兵器システムにおけるAIの役割などは現在の安全保障を考えるうえで大きな課題となっています。例えば、ロシア・ウクライナ戦争やガザ地区での事例では、AIを活用した無人機の運用が報告されています。これらの兵器は、GPSに頼らず自律的に標的を認識し攻撃できる可能性があり、兵士の安全性を高める一方で、誤認識による民間人の犠牲や、人間の判断を介さない殺戮のリスクも懸念されています。国際社会は、AIの利用に関して、明確なルールを策定していくべきでしょうか?こうしたAIの進化は、私たちを「幸せ」にしているのでしょうか?
この問いに答えることは簡単ではありません。AIの導入で便利さや効率が増す一方で、仕事が失われる不安や、人と人とのつながりが薄れる懸念、プライバシーや監視の問題、人間の尊厳など、新たな課題を生み出していないかを検証する必要があります。
01. About
SSBCとは
立ち上げから3回目を数える今年はソーシャルデータサイエンス学部とコラボし、昨今急速に利用が広がるAIを題材に、AIの利用と「人の幸せ」について大学生や全国の高校生と深く考え、議論し、発表する機会が設けられています。
また、SSBCでは現役の学生がメンターとして、キャンプに参加する高校生を全面的に支援するほか、学問的な企画の合間に大学を探求できるフィールドワークを挟みます。これらを通して社会科学の楽しさに加えて一橋大学について知ってもらい、高校生の皆様の主体的な進路選択に役立てていただくことを願っています。

想い
地方に住んでいる皆様の中には、情報が少なくて進路選択に迷っていたり、もしくはお金が足りなくて進路の検討幅が狭まっている人がいるかもしれません。そういった大学教育に接続する壁を取り払いたくて、SSBCは立ち上がりました。一人でも多くの人にこのプログラムを知ってもらい、お金の心配なくプログラムに参加してほしい。自分を引き上げてくれる環境に飛び込もうとするあなたを、わたしたちは全力で応援します。
SSBCについて
SSBCは秋山ゼミ生をはじめとする有志学生と、秋山信将教授をはじめとする講師陣、資金援助を行ってくださる支援者の皆様やプログラムに参加する高校生全員によって完成する、宿泊型の社会科学体験キャンプです。まだまだ壁の多い高大教育接続において橋渡しとなるようなプログラムを目指すとともに、支援を受けた高校生たちが次の世代の高校生たちに自らの体験を伝え続けることができるようなコミュニティの創出を目指しています。
02. Application
応募方法
書類選考は、課題小論文2つで行います。
応募フォームに基本情報を記入した後、フォームの最後に2つの小論文をアップロードしてください。
課題小論文
① あなたがプログラムに応募した理由と、プログラムで達成したいこと
② AIは人を幸せにするか?
※参考図書は後ほど掲載いたします。
提出方法
・それぞれA4 1枚(1000字程度)
・1行目にタイトル、2行目に名前、3行目から本文
・Word又はPdf形式で提出
※提出フォーマットはこちらよりダウンロードください。
応募スケジュール
書類による一次選考を行い、それを通過した者に対し、オンライン面接による二次選考を行います。
【応募期間】5/12(月)12:00 ~ 6/12(木)23:59
【一次選考結果通知】6月中旬予定
【二次選考】6月下旬予定
【最終結果発表】7月上旬予定
03. Scholarship
奨学金制度
大学での学びでは、さまざまな経験や視点を持った人が集まることが大事だと私たちは考えています。費用の問題によって東京に来るハードルが上がってしまうことを防ぐため、私たちは、遠方から参加される方全員(原則)に奨学金をご用意するに至りました。
現在、一都三県以外からお越しの方の交通費・宿泊費を全額負担することを目指し、クラウドファンディングをおこなっています。目標金額を目指して全力で頑張っておりますので、一都三県以外の出身の方は、ぜひぜひご応募ください。
※奨学金の詳細に関しましては、決まり次第ご連絡いたします。
04. Member
運営メンバー

Johnathan Doe
Founder & CEO

Johnathan Doe
Marketing Head

Johnathan Doe
Finance Head
05. News
最新情報
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